サッカーは何人でやるスポーツ?

「サッカーは何人でやるスポーツ?」

子どもたちからは。。

「小学生は8人、中学生以上は11人!」

という回答をよくもらいます。



そこで私はいつも伝えることがあります。

「たしかに”味方だけ”を考えたら、8人や11人だね。

でもサッカーには必ず”相手”がいるよね?

それと公式戦には必ず”審判”がいるよね?

サッカーは、小学生だと選手16人、中学生以上だと選手22人。

審判を合わせるとさらに1人、2人、3人増えてやるスポーツ、ゲームだよね。

常に相手がいることを想定してプレーをしよう!」


こんにちは。

先日、スーパーで隣を歩いていたはずの奥さんに向かって、

15秒ほどしゃべっていたら、

いつの間にか奥さんは隣におらず、

15秒ほど全く相手にされず、独り言を話しながら歩いていたゴンコーチです。


先日の練習テーマは「相手を背負いながらのプレー」

1対1

2対2

3対2+1S

深さをとったコートでの4対4

シュート練習


ボール扱いが上手いプレーヤーは増えてきました。

ドリブル、リフティング、パス。。。

ドリブル塾、試合分析サポート、いろいろなスクールが活況ですよね。


しかし試合になるとなかなか活躍できない。。といった子ども達もまだまだ多くいます。

いろいろな要因があると思いますが、

”相手を観ながら”プレーすること、

”相手が嫌がる”プレーをすること、

つまり、”相手と駆け引きをしながら”プレーする事を、ベアーズのみんなには意識してもらっています。


例えば「相手を背負ったプレー」では、

自分の身体を相手に預けながらボールをコントロールする時があります。


①自分に向かってくるパスのボールを観る

②ボールをコントロールするために身体を準備する

③コントロールする


これは”ボール”と”自分”の関係だけでプレーしている人のよくある流れ。

この流れの中で、脳は”ボールコントロールすること”に対してのみ、

身体へ指示を出している状態になります。


ただし、試合では相手がいます。

”ボール”と”自分”だけの関係だけで考えていては、

相手がインターセプトにくる動きに気付けない可能性が高いです。


”ボール””自分””相手”を意識してプレーするとどうでしょう?


①自分をマークしている相手を観る

②プレーの深さ(自分のプレーエリア)を保つためにボールを受けに下がらず、相手に身体を預ける(ポストプレーの状態)

③自分にくるパスのボールを観ながら、”相手を腕や上半身で抑える”

④ボールをコントロールするために身体を準備する、”相手を腕や上半身で抑えながら”

⑤ボールをコントロールする、”相手を抑えつつ、ボールキープしつつ、周りを観る”

同時に2つ、3つの事を考えてプレーしています。


”ボール””自分””相手(ここでは一番近い相手)”を意識しながらプレーするということは、

とても難しいことです。


”言うは易く行うは難し”です。

だからこそ、練習が必要ですね!


”ボール””自分”の関係だけのトレーニングではなく、

”ボール””自分”相手”を意識したトレーニングを日々積み重ねていきましょう!



ベアーズ東京FC|大田区ジュニアサッカーチーム

”Athlete Football”を指導コンセプトに大田区で活動するジュニアサッカーチーム。 日本サッカー協会公認ライセンス保有のコーチ陣による「最新の指導」に加えて、活動日数&実戦数が多いので、トライ&エラーを数多く経験し子ども達たちはどんどん成長していきます。(保護者の当番活動はありません) 運営:総合型地域スポーツクラブ NPO法人ベアーズ