クリエイティブなムダ走り

自分の考え方が大きく変える言葉と出会ったことはありますか?


こんにちは。

元日本代表監督・故イビチャ・オシム氏の言葉で、サッカーの考え方、人生観が大きく変わったゴンコーチです。


先日のトレーニングテーマは「3人目の関り(ゴール前)」

ボールを持っていない時の動きの質を一つのテーマにしました。


私が大きく影響を受けたオシム氏の言葉は、多くの人に多くの勇気と気づきを与えてくれたと思います。

サッカー関係者以外の方にも。

言葉に重みがあり、他者への優しさと厳しさがある方でした。

数ある言葉の中で、私が影響を受けた言葉のひとつが、


”走りながら考える”


サッカーで目の前の相手を攻略する考え方は何通りもあります。

ドリブル、シュート、パス、、、

ボールを扱うテクニックを駆使するのはもちろん、サッカーではもうひとつ重要なテクニックがあります。


”フリーランニング” ”オフザボールの動き出し”


ボールを持っていないときの動きです。

湯浅健二氏の「クリエイティブなムダ走り」というキーワードも私の中で、考え方を大きく変えたひと言です。

湯浅氏のブログはかれこれ20年近く読み続けています。

ご興味あればぜひご覧を。。

https://www.yuasakenji-soccer.com/yuasa/html/core.folder/14_27_ivica.html


人が動くことで、パスを受けるだけではなく、周りの味方が使えるスペ-スを作り出すことができる。

そのスペースは動きの連鎖によって、出来ては消え、消えては出来るもの。


フリーランニングでスペ-スへ入り込むという動きを忠実に積み重ねることで、自分だけではなく他の味方も、スペ-スで(ある程度フリ-で)ボ-ルを持つ可能性、その結果として決定的スペ-スを攻略してシュ-トを打てる可能性は確実に高まると考えます。


パスがくるかどうかに関わらず、「まず」 人が動き出すこと「自分からアクション」することが先決。


フリーランニングをしても、ボールが来ない、パスが繋がらないといった、

表面的な結果としては無駄に終ったとしても、サッカーのメカニズムを理解した上で、

意図あるフリーランニングを続けることが 「クリエイティブなムダ走り」 となる。


ただやみくもに走ればいいという訳ではなく、

その走りが、次のアクションに対する明確な "イメ-ジ(意図)" と、リスクを恐れぬ強い "意志" に支えられたものでなければなりません。


そこが 「クリエイティブ」 に込められた意味ですね。

”走りながら考え続ける”

サッカーは刻一刻と状況が変わるため、数秒先の展開も予想がつかない。

予想外の展開になるからこそ、高度な集中力を維持しつつ、状況を見ながら最良の判断・決断をしつづけることが重要ですね。


ミスをしてもすぐに次の最良の判断・決断をし続ける!!

いよいよ来年はカナダ・アメリカ・メキシコの共同開催ワールドカップですね!

組合せ抽選会は12/7(土)!!


世界トッププレーヤー達の、ボールを持っていない時の動きもチェックしてみましょう!!


ベアーズ東京FC|大田区ジュニアサッカーチーム

”Athlete Football”を指導コンセプトに大田区で活動するジュニアサッカーチーム。 日本サッカー協会公認ライセンス保有のコーチ陣による「最新の指導」に加えて、活動日数&実戦数が多いので、トライ&エラーを数多く経験し子ども達たちはどんどん成長していきます。(保護者の当番活動はありません) 運営:総合型地域スポーツクラブ NPO法人ベアーズ