試合で活躍するためには、どんな練習をすれば良いか?

試合で活躍するためには、どんな練習をすれば良いか?


こんにちは。

先日、保育園のサッカー巡回指導で活躍するためにアクロバティックな動きを連発し、

子ども達から喝采と悲鳴を浴びたゴンコーチです。


先日のトレーニングテーマは

ゴール前の攻防

~オフザボール~

動き出し・動き方・動くタイミング・動く事で相手にどのような影響をあたえられるか?

~顔を覗かせて引き出すこと~


毎回子ども達は一生懸命に練習しています。

ではなぜ練習しているのか?

正解はありません。


理由はひとりひとり違って当たり前ですし、それで良いと思います。

ボール蹴るのが楽しいから、カラダ動かすのが楽しいから、友達と一緒に遊べるから、楽しいコーチがいるから、学びがあるから、プロになりたいから


では「試合(練習試合・公式戦)で活躍したい!」と思った時に、

どんな練習をすれば良いのでしょうか?


これは私の持論ですが極論、試合をするのが一番です。

ただし、自分と同じくらいか、自分より、少し上手い、強い、速い仲間と、

真剣勝負の空気感で試合をすること、

そしてテーマを持って試合をすること。


「試合」をもう少し分解すると、

「相手がいて」「ゴール方向があり」「ルールがあって」「勝ち負けがある」

この要素を満たしたものが「試合」です。

ですので、1対1、2対2、3対3、4対3も、試合になります。


適度の緊張状態でパフォーマンスを発揮できるかできないかも、

試合で活躍できるかどうかを分ける要素になります。


人に指示されてから判断していては、相手にあっという間にボールを奪われてしまうため、

自分で情報(味方からのコーチング含む)を取って、状況に応じて判断・決断していく必要もあります。


何が言いたいかと言うと、

活躍したい試合と、なるべく同じような条件、状態、状況を作り出した練習をした方が、

人はその環境に慣れて、パフォーマンスを発揮しやすくなるということです。


イングランドのプレミアリーグの強豪クラブ、アーセナルのミケル・アルテタ監督は以前、当時最強と言われていたリヴァプールのホーム(アンフィールド)でのアウェイ戦の前に、超大型スピーカーを練習場に設置し、アンフィールド独特の大歓声を作り出し、本番と同じような環境下で練習をしたそうです。


▼アーセナルが斬新すぎる「リバプール対策」! トレーニング中に大音量で「相手のチャント」を流していた…要塞スタジアム”アンフィールドのまさかの攻略法”が話題に【動画】▼

https://soccerhihyo.futabanet.jp/articles/-/94056?page=1


さすがに、ここまではできませんが。。

こうすると、大事な試合と同じ状況を作り出す事ができます。


活躍するための練習として、試合が良いもう一つの理由は、

「連続性」に慣れることができるからです。


今回のサブテーマ~顔を覗かせて引き出すこと~

味方のパスコースを作るために、ボールを保持している味方に、

顔を出してあげることです。


ただし、相手がいるので、そのコースは生まれては消えていきます。

そのため”顔を出し続ける”ために、”動き直す”必要があります。


パターン練習だと、この”観て””動き直す”という部分が生まれません。

常に”観て””判断”する要素が試合では必要になってきます。


試合をなんとなくやっていると、いろいろな事象が起きるので、

テーマを設けること、そしてそのテーマが起きやすいルール設定にすること。


試合で活躍するためには、どんな練習をすれば良いか?

どんな練習をするか?というよりも、

何のために(テーマ設定)どのように(意識すること)練習すれば良いか?

が大事なことですね。


これからも楽しく真剣に練習しましょう!!

ベアーズ東京FC|大田区ジュニアサッカーチーム

”Athlete Football”を指導コンセプトに大田区で活動するジュニアサッカーチーム。 日本サッカー協会公認ライセンス保有のコーチ陣による「最新の指導」に加えて、活動日数&実戦数が多いので、トライ&エラーを数多く経験し子ども達たちはどんどん成長していきます。(保護者の当番活動はありません) 運営:総合型地域スポーツクラブ NPO法人ベアーズ